40代に突入。音楽との向き合い方。

昔は僕もメジャーデビューしたい!人前に立って演奏して注目されたい!そんな時期もありました。オーディションに曲を出したり、ミュージックマン(音楽業界のイエローページ)といっても今の子は分からないかも知れないが、音楽業界のプロダクション、会社の住所が片っ端から書いてある雑誌があったのだが、その住所に片っ端から募集をしていなくても曲を送りつけた事もありました。

ある日、専門学校の関係でメジャーデビューが約束されてるオーディションがちょうど20歳ごろありまして、テレビ局や、色々力があるプロダクションが新規バンドメンバーを募集するということで、それに参加したのだけれども、サポートメンバーで採用!と連絡があり、メインのメンバーでは無いが、メジャーアーティストのサポートメンバーになれる!と喜んでました。

そのメンバーの中には仲の良かった夢を一緒に語った友人もいて一緒に夢への第一歩だ!とはしゃいでいました。

これからお世話になるから色々手伝わないと、と思い機材の搬入や、現場をみに行ったりと自主的に動いていたのですが、あるひ見た事ない鍵盤を演奏する人がいて、誰?ってなって状況を察しました。

メインのメンバーになるキーボーディストらしい。

何も説明もないまま自ら状況を察して現場にも行かなくなり、同じ学校で仲の良かったメインのメンバーになった友人に連絡してもなぜか音信不通の状況になり、あれ?避けられてる?笑 と思いその友人(メンバー)ともそこで縁が切れる形でその後もう会う事もなくなってしまった。

後から関係者から聞いたはなしによると、おまえもっとかっこよかったらな、不細工だからしょうがないよ。

と言われ、たしかに!新しく入ったメンバーは確かにイケメン!と納得して、その時20歳なりに考えて、あ、自分は表に立つ器じゃないんだな、とかなり早い挫折を体験しました。そのイケメンは今でも音楽業界ではないが、芸能界で活躍しているので、プロダクションの判断は間違っていなかったと思います。でも説明はして欲しかったかな、

それ以降裏方の道を進む事を決めるのですが、今までずーと裏方で作曲家を目指して頑張ってきたのですが、

最近自分もアーティストとして表に出たい!と思う事が多くなりました。なんでこんな長い間諦めてたのか、たぶん裏方としても成功できてなく、裏方をやる事で精一杯で、そんな昔の夢なんて考える暇がなかったのかなと思います。でも、やっぱりまだ挑戦したいという気持ちが出て来てTaisho Projectを立ち上げたり、それでもうまく行かなくて、試行錯誤をしてる状況です。

スキルと自信は昔と比べると圧倒的についているので、ブサメンコンプレックスを自信が解消したのでしょう。

今は昔と違っていろんなところにチャンスが転がっています。昔は事務所の力、テレビの影響力、が重要だったけれども、良いものを作ってそれがバズれば自分にもチャンスがあります。まだ迷走はしていますが、徐々に色々形にしていきたい。Taisho Projectで結果が出せなかったけど、いつか一緒に制作したメンバーで作品をまた作りたいと思っています。自分に関わってくれた人達を引っ張りあげられるくらい力をつけなくては、と思いながら試行錯誤の毎日。

今から影響力をつけるには遅すぎる年齢ではありますが、とりあえずまだ頑張る。

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